yokaのblog

琵琶湖で微生物の研究してます

刺激が欲しい

 努力の上限は想像の上限で決まっており、想像の上限は経験の上限で決まっている。これは僕が高校受験の時からずっと思っていることだ。人は、自分が見たことがあるところまでしか自分を高めることはできない。誰かが先に登っているのを見て初めて、自分が登っている山にまだ上があることに気が付く。だから僕は高校受験のとき、塾には通ってなかったけど、塾に通っている意図的に人達と交流して刺激を生み出すようにしていた。どんなに強い意志や目的意識を持っていても、周囲の刺激無しに、自分一人だけの力で、適した道を選び、適したペースで登ることは難しい。

 この壁に、最近ぶち当たっている気がする。自分が今目指している場所、今進んでいる速さは、間違いないのだろうか。これが分からなくなって不安だ。隔離された環境で、ほぼ独力で研究を進めている。ただでさえ、未熟者が自分で勝手に計画してほぼ単騎で進めている研究なのに、最近学会などもなく、周囲からの刺激を受けることもない。4月以来、最優先で進めてきた第一弾の論文も一段落したし、その他のタスクも、ボールが返ってくるのを待っていたり、年度末で予算が無くて足踏みしている状態のものばかりだ。ペースダウンしてないだろうか。視界を狭めていた雲が急に晴れて、道が見えたことに逆に不安になっているような心地だ。

 今やりたいことは、とんでもなく優秀で「この人マジすげぇ絶対敵わん」ってなるような人の話を聞いて刺激を受けることだ。あわよくば一緒に仕事をしたい。まだそんな実力も資金もないから無理だけど。ガチガチトップダウンの有力研究室に在籍していれば、こんなことを考える余裕もないのかもしれない。隔離された自由奔放な今のラボの環境は僕に合っているし、自由にできてこそのスタイルで研究をしたいと思う。けど、やはり自分だけで自分を奮い立たせ、自信を持って仕事をすることは難しい。年度末にかけて、もっといろんな人たちと会って、色んな刺激をうけたいと思う。