顕微鏡下で細菌を種類ごとに染め分けることができるCARD-FISH染色。便利なんだけど、実験の手数が多くてかなりめんどくさいです。
48wellで培養しているサンプルを一つずつFISHで確認するのに発狂しそうになっていたので、48連のメンブレンブロッターを応用して、48サンプルを一気に処理できる方法を開発してみました。
↓48wellプレートと48連メンブレンブロッター
↓染色を終えて、大型のプレパラートに乗せたところです。
↓蛍光顕微鏡にセットします。
↓ばっちり光ってます
個別に処理するのに比べて染色の手数はだいぶ減って楽になったんだけど、顕微鏡での計数の手間は変わらないので、今度は48サンプルを一気に見るのが大変・・・1サンプルあたり最低500 cell をカウントしたとしても、約25000匹の細菌を一日で数えることになります。その日人類で一番細菌を数えた人間になれそうです。