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yokaのblog

琵琶湖で微生物の研究してます

1月琵琶湖 もうすぐ全循環

 2017年の琵琶湖初め。先週末から続いていた冬の嵐で延期が続いていたけど、ようやく出ることができた。朝の気温は−3℃。船着場はスケートリンク状態で、ロープが凍った雪に埋まってしまっていた。
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比良山も真っ白。12月に雪が少なくて苦戦していたスキー場も喜んでそう。
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遠くの伊吹山もはっきりと。実は積雪世界一を記録した山だったりする。
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この嵐でついに琵琶湖も全循環か、と期待したけど、惜しかった。船上で確認した溶存酸素のプロファイル(↓写真の赤い線)を見ても、湖底直上の数mだけ酸素が低くて、ぎりぎりまだ混ざりきっていないことが分かる。
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表層水温が9.3℃、湖底が8.9℃。今月中には完全に混ざりそうですね。透明度は7.0mでした。
 これまでの研究で、琵琶湖には真冬の全循環の期間限定で優占する細菌がいることが分かっている。Acidobacteria門という土壌ではよく見られる系統の細菌なのだけど、水中に出てくるのはあまり聞かなくて、生態は分かっていない。この細菌が一体何をしているのか、今後採るサンプルで明らかに出来ればと思っている。